「Haskell のプログラムを書いてみたんだけど、どうやったら動かせるの?」に答えます。
Haskell Platform をインストールしましょう。
インストールの詳細については公式ドキュメントや他の記事に任せます。
Haskell のコンパイラはいくつもありますが、もっとも多くの人が使っている ghc の場合を例に3種類の方法を紹介します。
1行毎にコンパイルして動作確認できます。hs ファイルやライブラリのモジュールを呼び出すこともできます。
$ ghci> putStrLn "Hello World"
Hello World
hs ファイルをコンパイルして main 関数を実行します。main が適切に書かれていないとエラーが出ます。
$ vi hoge.hsmain = print "Hello World"
$ runhaskell hoge.hsHello World
hs ファイルをコンパイルして実行ファイルまたはモジュールファイルを生成します。
$ ghc -o hoge hoge.hs
$ ./hoge
Hello World
同じコードであれば、後者の方がより高速に実行できます。
私の場合、以下のように使い分けています。開発中は主に ghci で小さな関数単位で型チェックや動作確認を行い、runhaskell でプログラム全体の動作を確認します。ghc コマンドでビルドするのは本番系で運用する時、もしくは速度が必要とされる計算などを行うときだけです。